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クロマチックスケール練習初心者脱却に向けて(とにかくフォームに気を付ける)

ギター日記

今日はいつもやっている基礎練習についてです。

半音ずつ音を上がっていく、いわゆる「クロマチックスケール練習」をしています。

クロマチックスケール練習といっても、人によっていろいろなやり方があるようですが、

自分は学生の時にお父さんの友達に教えてもらったやり方を参考にしています。

とりあえずやってみた

やり方は、

  1. まずは1・2・3・4フレットを6弦から1弦まで上がっていく。
  2. 1弦にたどり着いたら、そこからは隣のフレット&弦へとナナメに進んでいく。
  3. 6弦に戻って来たら、1フレット隣にズレる。
  4. そこからまたナナメに進んでいく。
  5. 12フレットにたどり着いたら、12・13・14・15フレットを1弦から6弦まで降りてくる。
  6. 今までと同じやり方で戻っていく。

といった形です。

自分の演奏を録画して確認してみると、右手も左手も固くぎこちない感じがします。

弾いてみた感覚としても、

  • 低音弦側を弾くときに左手がキツイ。
  • さらに高いフレットに行くにつれて左手がキツくなる。
  • つまり高フレット+低音弦を弾くときが最高にキツイ。
  • ピッキングの狙いが定まらない。

といったことを感じました。

 

日々練習を続けていけば、いつの日かスムーズに弾けるようになるのかもしれませんが、

「間違ったフォームで練習しても、間違ったフォームが定着してしまうだけ。」

・・・というわけで、クロマチックスケール練習時のフォームについて改めて調べてみました。

その結果、クロマチック練習時の気を付ける点として、

右手、左手、それぞれについて以下ようなものがありました。

左手の注意点

左手の注意点は、

  1. クロマチックスケール練習の際は、クラシック式フォームで練習する。
  2. 親指はネックの裏の真ん中あたりが基本、押さえる弦の上下に合わせて軽く上下させる。
  3. 弦を押さえていない指は弦に触れる程度の低空飛行、ただしネックからはちゃんと離す。
  4. 左手の手首を前に出しすぎない。

の4点。

  

まず1について

左手のフォームは大まかに、

このように親指を上に出してネックを握りこむ「ロック式」と、

このように親指をネックの裏側に置く「クラシック式」に分かれます。

ロック式はチョーキング等がしやすい

クラシック式は指が広がりやすい等のメリットがそれぞれありますが、

クロマチックスケール練習の際には、このクラシック式フォームで練習した方がいいそうです。

ちなみに上の動画を見てみると・・・。

親指は出しているがネックを握りこんではいない、

どっちでもないフォーム!!!

まずはここを気を付けながら練習していきたいです。

ちなみに、この「親指を出すがネックを握り込まないフォームも、

ロック式、クラシック式にすぐ切り替えて、それぞれの特性を生かした演奏がしやすいというメリットがあり、

実際に曲を演奏する時などには使用されている方が多いフォームのようです。

 

次に2について、

「クラシック式フォームは親指をネックの裏側の真ん中あたりに置くのが基本」

との意見が多く見つかったのですが、

「親指の先端が弾いている弦の裏にくるくらいがいい」

との意見もありました。

自分の今のフォームは、どっちつかずな状態になっているので、

この2つの意見を参考に、やりやすい位置を探っていきたいと思います。

 

次に3について、

弦を押さえていない指は弦に軽くふれるくらいにすることで動きを最小限にするというのは何となくイメージがあったのですが、

「ネックからしっかり離す」

というのはあまり考えたことがありませんでした。

押さえていない指をネックに触れたままにしてしまうと、指が固定されることで他の指の可動範囲まで狭まってしまうため良くない、

ということらしいです。

動きは最小限に、ただし動かす必要がある範囲ではしっかり動かす、

ということを意識していきたいです。

 

次に4について、

左手の手首を前に出しすぎると、

不自然な力がかかって弾きづらくなったり、

手首を痛めてしまう原因にもなるようです。

自分の演奏を見てみると・・・、

高いフレット、低音弦側を弾くときにグッと手首が前に出てきてしまっています。

どうりで弾きづらいと思った・・・!

右手の注意点

そして右手の注意点は、

  1. 小指側をボディに付けて軸にする。
  2. 右手を置く位置は弦の移動に合わせて上下させる。
  3. ピッキングの動きは最小限に。

の3点。

  

まず1について、

ピッキングする時に右手を宙に浮かせてしまうと右手の位置が不安定になってしまうため、

小指側をボディに軽く付けるようにした方が良いようです。

(コードのストロークやカッティングの時は別です。)

これについては、他の項目に比べると出来ている方かなと思いました。

また、右手の握り方は大まかに

・軽く握る

・小指を軽くボディに触れさせる

の二通りがあるみたいですが、これは弾きやすい方で良いそうです。

自分は小指を軽くボディに触れさせる方がやりやすく感じます。

 

次に2について、

右手を置く位置は、6弦を弾くときは上の方、1弦を弾くときは下の方と、

ズズズっと移動させていく方が安定して弾けるようです。

上の動画を見てみると、

右手を置く位置を移動させているというよりも、

6弦を弾くときは右手を横向きに、1弦を弾くときは右手を縦に、

という弾き方になってしまっている気がします。

ちゃんと右手の位置を動かして弾くことを意識していきたいと思います。

 

次に3について、

当たり前と言ってしまえば当たり前かもしれませんが、

ピッキングの動きは最小限にする方が安定した演奏ができるようです。

自分はギターボーカルでコードストロークをすることが多くてその動きがしみついているのか、

1弦ずつピッキングするときも右手が何となく大振りになっている気がします。

少しずつクセを直していきたいと思います。

勉強結果を踏まえて再トライ!

上記の勉強結果を意識しながら弾いてみました。

・・・・・・・・・。

ぎこちなさはあんまり変わってない気がしますね。

しかし、意識しただけですぐに上達するなら誰も苦労はしない・・・!

また、ぎこちないながらも若干意識した通りに少しは修正はできつつある気がします。

ただ、6弦の15フレットを小指で押さえる際は、どうしても左手首が前にグッと出てきてしまいます。

「フレーズや押さえるコードによっては左手首が前に出ざるを得ない時もある」という情報もあったので、

自分の手の大きさや、ストラップの長さ的にはこれが限界なのかもしれません。

一方、練習を続けるうちに身体の柔軟性が増して、できなかったことができるようになる、

という意見もあったので、手首を痛めないように気を付けながらコツコツ練習していきたいと思います。

 

まだまだ「練習をするための練習」という段階ですが、

地道に頑張ります。

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